2015年09月19日
旧ソ連、ロシア軍の格闘術
ニンニン「ワクワクさん!今回は何を書くの!?(WarThunderプレイ後テンション)」
(BAM!!)突然の暴力が襲った音
マークス「ロシアのシステマについて書くことにしました、が、それだけを書くのではアレなのでロシア軍において採用されている軍隊格闘術について軽ーく紹介していきたいと思います。実は自分がミリタリー趣味に目覚めたのはここからだったので、いつかブログに書きたいと思っていたんですよね。」
(BAM!!)突然の暴力が襲った音
マークス「ロシアのシステマについて書くことにしました、が、それだけを書くのではアレなのでロシア軍において採用されている軍隊格闘術について軽ーく紹介していきたいと思います。実は自分がミリタリー趣味に目覚めたのはここからだったので、いつかブログに書きたいと思っていたんですよね。」
ニンニン「今回は何を書くので?」
マークス「ロシアのシステマについて書くことにしました、が、それだけを書くのではアレなのでロシア軍において採用されている軍隊格闘術について軽ーく紹介していきたいと思います」
ニ「システマというものは聞いた事ありますが、それ以外にロシア軍絡みで格闘術とかあるんですか」
マ「ありますね^ー。主に2種類」
ニ「2種類」
マ「2種類」
「ひとつがいま言いました『システマ』というもの」
ニ「もうひとつが?」
マ「『コマンドサンボ』。『コンバットサンボ』とも言います。ロシア語で表現した方が良いのかもしれませんが面倒くさいので」
ニ「システマはちょくちょく耳にしますね。コマンドーサンボとはどう違うので?」
マ「コマンドーになってますが」
ニ「コンバットサンボとはどう違うので?そもそもシステマとは?(アフガスタンとアフリカでスニーキングミッションやり過ぎて疲れてるなんて言えない)」
マ「ぶっちゃけて言うとかなり境界線があやふや」
ニ「は、い?」
マ「そもそもサンボとはロシア語で素手においての護身術という意味の単語の頭文字をとったものなんですよ」(補足:самооборона без оружияの頭文字を取ってСамбо=サンボ)
「サンボというのは閉め、投げ、関節技を使い、コマンドサンボはそれに蹴り、突きの要素を入れた総合格闘技なのです、が、軍隊におけるコマンドサンボはなんでもありのかなりダーティーな格闘術なのであります」
ニ「定義については面倒臭いという事を察します。ではシステマは?」
マ「システマは、これが一番面倒臭いんです。今日本で知られているのがミハイルリャブコ氏によるシステマが有名ですね」
ニ「自分もこれに関する本を読んだことがあります」
マ「しかしロシア本国においてはたくさんのシステマの名のつく団体があるのです」
ニ「これは面倒くさそうな・・・」
マ「主に私の知る限り、システマは名前のつく団体は4つ有名なものがあります。と行きたいところですがかなり長くなりそうなのでこの辺にしてコンバットサンボに戻ります。これが競技としてのコマンドサンボです」
ニ「(違いがわからずコメントのしようがない)」
マ「そしてこれが軍隊においてのコマンドサンボの動画です」
ニ「(実用的か否かくらいしか違いがわからないため沈黙)」
マ「競技のコマンドサンボと軍におけるコマンドサンボの大きな違いは武器を持っている相手に対する格闘、相手が多人数の場合における戦闘が想定されているという点にあります。相手がどんな手段を用いてくるかわかりませんからね。動画を見てわかる通り急所攻撃や関節を壊すような動きも見られます」
ニ「つまり相手との格闘ではなく生死を問わないような戦闘を意識しているものということですか」
マ「だー」
ニ「それではシステマというものも格闘を意識したものと戦闘を意識したものに分かれるんですかね?」
マ「にぇっと」
ニ「はい?」
マ「システマは軍隊における純粋な軍隊格闘術というものになります。サンボの創始者とされる二人の内、一人は日本の柔道を基としていたのですが。これら創始者の生み出した格闘術がサンボの原型。それを軍の高官が軍でも使おうという流れとなり晴れてサンボは軍隊格闘術になったので、ぶっちゃけサンボも同じようにも思えますが、システマは軍の内部で開発された純粋な軍用ということになります。諸説ありますが」
ニ「へー、経緯によって確かにはたから見れば生まれはそっくりなのにソコが違ったんですね。ということは今はどちらで教育されたりだったりするんですか?」
マ「わかんねえっす。先ほども申した通り、コンバットサンボやシステマ、さらには空手や柔道も習わせている部隊も存在するという話もあり、一番の大きな問題としてそんな機密に触れるようなものをぽんぽんと外部へ公開するとは思えません。昔と違い現用の部隊は本当に不明です。ただ、私が探した動画の中でGRUスペツナズがシステマの一つである『カドチニコフシステム』を指導しているような場面がありました動画の2分30秒あたりの拳銃、ナイフの無力化がそれです。」
ニ「ニュース番組なので断言できないかもしれませんね」
マ「テコの原理の説明をしていたので多分そうでしょう(適当)」
ニ「適当」
マ「カラシニコフシステムの創始者がサンボをやっていたらしいのです。そして彼は軍エンジニア、工学者だったため数学と物理の知識があったためにより理論的に格闘術における技術を開発した、それがカドチニコフシステムらしいです」
ニ「へー」
マ「先ほど4つの団体があると言いましたが、そのうちの3つがカドチニコフシステムの暖簾分けを受けたシステマです。」
ニ「じゃあ残りの一つは?」
マ「残り一つが今日本で有名なリャブゴ氏のシステマです」
ニ「つまり日本で書籍や番組で紹介されたそのリャブゴ氏が登場していたアレはあくまでシステマの一つであるということですか」
マ「現状を見る限りそうですね。そしてリャブゴ氏のシステマの方も90年代のリャブゴ氏の高弟であるウラディミア氏のシステマを見てみるとカドチニコフシステムの影響を受けたような動きが見られます」
ニ「ウラディミア氏?」
マ「話した通りリャブゴ氏の弟子、多分弟子で彼もそしてリャブゴ氏もスペツナズに所属していました。現在ウラディミア氏はカナダのシステマトロントで校長を務めています」
ニ「システマトロント・・・何かの秘密結社ですか?」
マ「トロントはカナダの地名です(半ギレ)」
ニ「では二つの格闘術についての生まれと違い、それぞれのの派生(?)について軽く触れました。それでは結局ところシステマはどのような動きを中心にしていくんですかね?」
マ「どのシステマでも共通していることが常にリラックスし、自然な動きができるようにすることです。あと呼吸法も関連しているようです。しかし、共通しているのは大体これくらいでしょうか。あとは結構違う印象を受けます」
ニ「ナイフや銃、威圧を与えられても的確に動けるようにするということで良いでしょうか?」
マ「目的はそうです。しかし動き方の理念が異なっています」
ニ「理念」
マ「私見ではカドチニコフシステムは人体の体の構造を用いた理論的且つ合理的な動きをするように。リャブゴ氏のシステマはあくまで自然な動きにこだわります」
ニ「人体の構造を用いるとはつまりどういうことで、柔道も体の構造を用いているのでは?」
マ「より計算尽くめの動きをする印象を受けます。実際の動画を見た方が早いでしょう」
ニ「これは確かにカドチニコフシステムは計算尽くめですね・・・」
マ「格闘術以外にも戦場における動き方に関しても指導をしているようです」
ニ「リャブゴ氏の方は自然な動きといってもそれでもやはり同じシステマである以上ある程度理論的に動きますよね?あくまでカドチニコフシステムが理論ガチガチすぎるだけで」
マ「現在の指導内容ではそういったことは見られませんが、簡単な体の合理的な動かし方の説明は書籍などからわかる通り行われているようです。例えば正しい姿勢における最も人体の力を出せるなどといった良い点が挙げられます。カドチニコフシステムに影響されている可能性は高いですね。どちらもソ連時代に生まれたもののようですし」
ニ「あと二つの団体がありますが、ところでシステマ4天王の中で最弱とか面汚しとかそういうのってあるんですかね?」
マ「それに関しはさすがにわかりませんが、一風変わったシステマの団体でシステマシクヴァルがあります」
ニ「一風変わったとは」
マ「超能力です」
ニ「すぱいだーま!的な?マークスさんが超能力とか言い始めたりとかしたらさすがに引きますよ」
マ「具体的にいうと触れずに人を倒したり」
ニ「倒したり?」
マ「原理はよくわかりませんが、歩いている相手を後ろから見つめて倒したり」
ニ「ラノベの主人公じゃないすかそれ」
マ「実際に動画を見てもらった方が良いでしょう。中国拳法における気のようなものを使っているようです。しかしソ連時代ではそれを理論的に研究していたようです」
ニ「見た目的にはかなり怪しいですがちゃんと中身はあるんですね」
マ「なにぶん私が考える中で最も情報の少ない団体で、少なくとも私が調べた限りロシア本国以外での活動は見かけたことがありません。そしてユーチューブでの動画はほとんどロシア語のものなので解読が困難を極めます。ただ、この人の登場している動画自体はかなり多いのでロシア語わかる兄貴解読してくれよなー頼むよー(他力本願)」
ニ「最後の団体とは(動画の真似をしながら)」
マ「システマスペツナズという団体でこれもシステマシクヴァルと同じようにカドチニコフシステムが源流でありこれもまた超能力の獲得を目的としているといえばあれですけど、システマシクヴァルよりは視覚的にわかりやすい練習をしています」
ニ「手に触れて倒している時点では格闘術ですね。というより動画の検索にかなりの動画が引っかかってきますね」
マ「ロシアの格闘術の団体というのは相当な数があります。ここで紹介しきれていない軍隊でも使用されているような格闘術も未確認ですがあるようです。まあ、詳しい説明はまたつぎの機会に詳しく書きます。そうでもしないととんでもない分量になるので」
ニ「封印を解いた右手がそろそろ辛くなりつつあります(会話とほぼ同時進行でタイピングする手をテーブルに叩きつける)」
マ「最後にもしかしたらこのブログの記事を見た人の中に実際にコマンドサンボやシステマをやってみたいと思う人がいるかもしれません」
ニ「まあ、確かに護身術としても面白いかもしれませんね」
マ「それで、先ほど挙げたコマンドサンボに関しては不明ですがサンボの団体は日本にもいくつかあるようです。またコマンドサンボに関しては私が知る限り1つ団体があります。そして、システマの方ですがやはりリャブゴ氏のシステマが最も環境が整っています。DVDやユーチューブでの動画、さらに東京や大阪などにシステマの団体があるのでそこで直接指導を受けるのも良いかもしれません」
ニ「実際札幌にも夏や冬にも短気なクラスが開かれてますからね。何か体を動かしたりしたかったりチャレンジをしてみたいという人にはチャンスはあると思います」
マ「問題はリャブゴ氏以外の3団体ですが、彼らの活動拠点は基本的にロシア本国やヨーロッパ、時にはアメリカで行われているためまず日本においてクラスが開かれることはないといっていいでしょう。ただユーチューブでの動画はかなりアップロードされており、システマスペツナズとシステマカドチニコフの動画に関してはかなり充実としています。システマシクヴァルに関しては動画こそたくさんありますが、すべてロシア語なのでかなりハードルが高いです」
ニ「しかしインターネットというものがありますし、ツイッターでもシクヴァル以外では公式アカウントがありますね。フェイスプックはやったことがないのでわかりませんが・・・」
マ「どちらにせよ、リャブゴ氏のシステマ以外の3団体に関して興味がある方はユーチューブでの動画を閲覧した方が良いでしょう。」
マークス「ロシアのシステマについて書くことにしました、が、それだけを書くのではアレなのでロシア軍において採用されている軍隊格闘術について軽ーく紹介していきたいと思います」
ニ「システマというものは聞いた事ありますが、それ以外にロシア軍絡みで格闘術とかあるんですか」
マ「ありますね^ー。主に2種類」
ニ「2種類」
マ「2種類」
「ひとつがいま言いました『システマ』というもの」
ニ「もうひとつが?」
マ「『コマンドサンボ』。『コンバットサンボ』とも言います。ロシア語で表現した方が良いのかもしれませんが
ニ「システマはちょくちょく耳にしますね。コマンドーサンボとはどう違うので?」
マ「コマンドーになってますが」
ニ「コンバットサンボとはどう違うので?そもそもシステマとは?(アフガスタンとアフリカでスニーキングミッションやり過ぎて疲れてるなんて言えない)」
マ「ぶっちゃけて言うとかなり境界線があやふや」
ニ「は、い?」
マ「そもそもサンボとはロシア語で素手においての護身術という意味の単語の頭文字をとったものなんですよ」(補足:самооборона без оружияの頭文字を取ってСамбо=サンボ)
「サンボというのは閉め、投げ、関節技を使い、コマンドサンボはそれに蹴り、突きの要素を入れた総合格闘技なのです、が、軍隊におけるコマンドサンボはなんでもありのかなりダーティーな格闘術なのであります」
ニ「定義については面倒臭いという事を察します。ではシステマは?」
マ「システマは、これが一番面倒臭いんです。今日本で知られているのがミハイルリャブコ氏によるシステマが有名ですね」
ニ「自分もこれに関する本を読んだことがあります」
マ「しかしロシア本国においてはたくさんのシステマの名のつく団体があるのです」
ニ「これは面倒くさそうな・・・」
マ「主に私の知る限り、システマは名前のつく団体は4つ有名なものがあります。と行きたいところですがかなり長くなりそうなのでこの辺にしてコンバットサンボに戻ります。これが競技としてのコマンドサンボです」
ニ「(違いがわからずコメントのしようがない)」
マ「そしてこれが軍隊においてのコマンドサンボの動画です」
ニ「(実用的か否かくらいしか違いがわからないため沈黙)」
マ「競技のコマンドサンボと軍におけるコマンドサンボの大きな違いは武器を持っている相手に対する格闘、相手が多人数の場合における戦闘が想定されているという点にあります。相手がどんな手段を用いてくるかわかりませんからね。動画を見てわかる通り急所攻撃や関節を壊すような動きも見られます」
ニ「つまり相手との格闘ではなく生死を問わないような戦闘を意識しているものということですか」
マ「だー」
ニ「それではシステマというものも格闘を意識したものと戦闘を意識したものに分かれるんですかね?」
マ「にぇっと」
ニ「はい?」
マ「システマは軍隊における純粋な軍隊格闘術というものになります。サンボの創始者とされる二人の内、一人は日本の柔道を基としていたのですが。これら創始者の生み出した格闘術がサンボの原型。それを軍の高官が軍でも使おうという流れとなり晴れてサンボは軍隊格闘術になったので、ぶっちゃけサンボも同じようにも思えますが、システマは軍の内部で開発された純粋な軍用ということになります。諸説ありますが」
ニ「へー、経緯によって確かにはたから見れば生まれはそっくりなのにソコが違ったんですね。ということは今はどちらで教育されたりだったりするんですか?」
マ「わかんねえっす。先ほども申した通り、コンバットサンボやシステマ、さらには空手や柔道も習わせている部隊も存在するという話もあり、一番の大きな問題としてそんな機密に触れるようなものをぽんぽんと外部へ公開するとは思えません。昔と違い現用の部隊は本当に不明です。ただ、私が探した動画の中でGRUスペツナズがシステマの一つである『カドチニコフシステム』を指導しているような場面がありました動画の2分30秒あたりの拳銃、ナイフの無力化がそれです。」
ニ「ニュース番組なので断言できないかもしれませんね」
マ「テコの原理の説明をしていたので多分そうでしょう(適当)」
ニ「適当」
マ「カラシニコフシステムの創始者がサンボをやっていたらしいのです。そして彼は軍エンジニア、工学者だったため数学と物理の知識があったためにより理論的に格闘術における技術を開発した、それがカドチニコフシステムらしいです」
ニ「へー」
マ「先ほど4つの団体があると言いましたが、そのうちの3つがカドチニコフシステムの暖簾分けを受けたシステマです。」
ニ「じゃあ残りの一つは?」
マ「残り一つが今日本で有名なリャブゴ氏のシステマです」
ニ「つまり日本で書籍や番組で紹介されたそのリャブゴ氏が登場していたアレはあくまでシステマの一つであるということですか」
マ「現状を見る限りそうですね。そしてリャブゴ氏のシステマの方も90年代のリャブゴ氏の高弟であるウラディミア氏のシステマを見てみるとカドチニコフシステムの影響を受けたような動きが見られます」
ニ「ウラディミア氏?」
マ「話した通りリャブゴ氏の弟子、多分弟子で彼もそしてリャブゴ氏もスペツナズに所属していました。現在ウラディミア氏はカナダのシステマトロントで校長を務めています」
ニ「システマトロント・・・何かの秘密結社ですか?」
マ「トロントはカナダの地名です(半ギレ)」
ニ「では二つの格闘術についての生まれと違い、それぞれのの派生(?)について軽く触れました。それでは結局ところシステマはどのような動きを中心にしていくんですかね?」
マ「どのシステマでも共通していることが常にリラックスし、自然な動きができるようにすることです。あと呼吸法も関連しているようです。しかし、共通しているのは大体これくらいでしょうか。あとは結構違う印象を受けます」
ニ「ナイフや銃、威圧を与えられても的確に動けるようにするということで良いでしょうか?」
マ「目的はそうです。しかし動き方の理念が異なっています」
ニ「理念」
マ「私見ではカドチニコフシステムは人体の体の構造を用いた理論的且つ合理的な動きをするように。リャブゴ氏のシステマはあくまで自然な動きにこだわります」
ニ「人体の構造を用いるとはつまりどういうことで、柔道も体の構造を用いているのでは?」
マ「より計算尽くめの動きをする印象を受けます。実際の動画を見た方が早いでしょう」
ニ「これは確かにカドチニコフシステムは計算尽くめですね・・・」
マ「格闘術以外にも戦場における動き方に関しても指導をしているようです」
ニ「リャブゴ氏の方は自然な動きといってもそれでもやはり同じシステマである以上ある程度理論的に動きますよね?あくまでカドチニコフシステムが理論ガチガチすぎるだけで」
マ「現在の指導内容ではそういったことは見られませんが、簡単な体の合理的な動かし方の説明は書籍などからわかる通り行われているようです。例えば正しい姿勢における最も人体の力を出せるなどといった良い点が挙げられます。カドチニコフシステムに影響されている可能性は高いですね。どちらもソ連時代に生まれたもののようですし」
ニ「あと二つの団体がありますが、ところでシステマ4天王の中で最弱とか面汚しとかそういうのってあるんですかね?」
マ「それに関しはさすがにわかりませんが、一風変わったシステマの団体でシステマシクヴァルがあります」
ニ「一風変わったとは」
マ「超能力です」
ニ「すぱいだーま!的な?マークスさんが超能力とか言い始めたりとかしたらさすがに引きますよ」
マ「具体的にいうと触れずに人を倒したり」
ニ「倒したり?」
マ「原理はよくわかりませんが、歩いている相手を後ろから見つめて倒したり」
ニ「ラノベの主人公じゃないすかそれ」
マ「実際に動画を見てもらった方が良いでしょう。中国拳法における気のようなものを使っているようです。しかしソ連時代ではそれを理論的に研究していたようです」
ニ「見た目的にはかなり怪しいですがちゃんと中身はあるんですね」
マ「なにぶん私が考える中で最も情報の少ない団体で、少なくとも私が調べた限りロシア本国以外での活動は見かけたことがありません。そしてユーチューブでの動画はほとんどロシア語のものなので解読が困難を極めます。ただ、この人の登場している動画自体はかなり多いのでロシア語わかる兄貴解読してくれよなー頼むよー(他力本願)」
ニ「最後の団体とは(動画の真似をしながら)」
マ「システマスペツナズという団体でこれもシステマシクヴァルと同じようにカドチニコフシステムが源流でありこれもまた超能力の獲得を目的としているといえばあれですけど、システマシクヴァルよりは視覚的にわかりやすい練習をしています」
ニ「手に触れて倒している時点では格闘術ですね。というより動画の検索にかなりの動画が引っかかってきますね」
マ「ロシアの格闘術の団体というのは相当な数があります。ここで紹介しきれていない軍隊でも使用されているような格闘術も未確認ですがあるようです。まあ、詳しい説明はまたつぎの機会に詳しく書きます。そうでもしないととんでもない分量になるので」
ニ「封印を解いた右手がそろそろ辛くなりつつあります(会話とほぼ同時進行でタイピングする手をテーブルに叩きつける)」
マ「最後にもしかしたらこのブログの記事を見た人の中に実際にコマンドサンボやシステマをやってみたいと思う人がいるかもしれません」
ニ「まあ、確かに護身術としても面白いかもしれませんね」
マ「それで、先ほど挙げたコマンドサンボに関しては不明ですがサンボの団体は日本にもいくつかあるようです。またコマンドサンボに関しては私が知る限り1つ団体があります。そして、システマの方ですがやはりリャブゴ氏のシステマが最も環境が整っています。DVDやユーチューブでの動画、さらに東京や大阪などにシステマの団体があるのでそこで直接指導を受けるのも良いかもしれません」
ニ「実際札幌にも夏や冬にも短気なクラスが開かれてますからね。何か体を動かしたりしたかったりチャレンジをしてみたいという人にはチャンスはあると思います」
マ「問題はリャブゴ氏以外の3団体ですが、彼らの活動拠点は基本的にロシア本国やヨーロッパ、時にはアメリカで行われているためまず日本においてクラスが開かれることはないといっていいでしょう。ただユーチューブでの動画はかなりアップロードされており、システマスペツナズとシステマカドチニコフの動画に関してはかなり充実としています。システマシクヴァルに関しては動画こそたくさんありますが、すべてロシア語なのでかなりハードルが高いです」
ニ「しかしインターネットというものがありますし、ツイッターでもシクヴァル以外では公式アカウントがありますね。フェイスプックはやったことがないのでわかりませんが・・・」
マ「どちらにせよ、リャブゴ氏のシステマ以外の3団体に関して興味がある方はユーチューブでの動画を閲覧した方が良いでしょう。」
Posted by MIT Airsoft at 19:00│Comments(0)
│雑記